骨格調整

体のコリをほぐしても、骨格の歪みまではなかなか元には戻りません。揉んでも伸ばしても違和感が取れない・・・という方は、骨格の歪みが考えられます。歪みのある周辺の筋肉は常に緊張状態にあり、立っているだけで、座っているだけで硬くなってしまうからです。いくら筋肉をほぐしても、その筋肉が支えている骨格そのものに歪みがあれば身体は緊張したままほぐれません。


《 後頭骨~背骨~骨盤を緩めることが重要! 》

脳脊髄液とは脳の周辺と背骨の中を満たしている生命の源となる液体です。脳室内で生産され、脳や脊髄に必要な各種の栄養分や、情報伝達物質を神経に運ぶ重要な役割を担っています。

脳脊髄液は頭蓋骨から背骨を通って仙骨(骨盤の中心の骨)の間を、1分間に約5~10回前後の規則正しいサイクルで循環を繰り返しています。これを人体の第一次呼吸といい、この循環により脳・神経が正常に機能し、自然治癒力が働き健康な身体が保たれます。

ところが長時間同じ姿勢でパソコンの前に座っていたり、足を組んだり同じ肩にバッグを下げるなど、生活習慣の中で徐々に骨格が歪んできます。骨格に歪みが生じると脳脊髄液の循環が悪くなり、脳や神経に十分な栄養が補給されず正常な働きができなくなります。その結果自然治癒力が低下して、関節や筋肉が緊張してコリ固まるばかりか、ホルモンバランスが悪くなり自律神経が乱れ、体がむくむ、だるい、疲れが取れない、頭がスッキリしないなど、さまざまな不調が生じてきます。


《 骨盤の歪み 》


普段の身体の使い方や寝る姿勢などで骨盤に歪みが生じると、足の長さが変わり姿勢が左右どちらかに傾きます。そうなると頭の位置が変わり、頭の重みで直立姿勢を保てなくなるので、身体(背骨)を前後左右に歪ませながら姿勢を保とうとしてしまいます。背骨は骨盤の中の仙骨から生えているため、骨盤に歪みが生じると背骨も歪み、肩の高さ・頭の位置がずれ、バランスを取ろうと歪ませている周辺の筋肉は常に緊張して硬直し、痛みやだるさが出てしまいます。また、足の長さの違いから、体重のかかる足はより疲れ、姿勢が前後に傾けば足腰にかかる負担は大きくなります。

骨盤の歪みは前に傾いたり後ろに傾いたり、開いたり閉じたり、さらに片方は前で片方は後ろというように捻れたり、人それぞれ歪み方は異なります。骨盤の歪みを調整するにはその人の歪みに合わせた調整をしなければ効果がでないばかりか、さらに歪ませてしまうことにもなります。

 《 背骨の歪み 》


骨盤の歪み以外でも、長時間のデスクワークや寝る姿勢などの生活習慣からも背骨は歪みます。

背骨が歪むと、肩の位置が変わり、頭を保持しようと首を傾けるため肩首が緊張し、周辺の関連筋が常に緊張して硬直し、背中が痛い・肩が凝る・腰が痛い・首が痛いなどの症状が現れます。

また、姿勢が歪むと背骨のうえに頭がのっている関係で、後頭骨と頚椎に負荷がかかり頭痛の症状が出たり、頭蓋骨にストレスがかかることで脳脊髄液の循環が悪くなり、身体が凝って硬くなるだけでなくホルモンバランスや自律神経も乱れ、筋肉への神経伝達が悪くなり常に身体が重だるくなってしまいます。

このように骨格のゆがみは身体のあらゆるところに不調となって現れます。

《 後頭骨~背骨~骨盤の歪みを調整し、脳脊髄液の循環をよくしつつ身体をほぐしていきます! 》

骨盤の歪み方、バランスのとり方は人それぞれ違うもの。リポーゾではお客様のお体の状態をしっかりみさせていただいたうえで歪みを調整いたします。「筋肉を緩めることと並行して骨格を調整し、自然治癒力を正常にしていくこと」で、心身ともに健やかな体を保つお手伝いをします!

頭蓋骨調整

頭の骨はひとつではなく複数の骨がつぎはぎになっていて、縫合と言われるつなぎ目のギザギザが関節にあたります。

頭蓋骨と仙骨は連動して動きながら脳脊髄液を循環させていて、循環させる時に脳は膨らみ、膨らむ時にほんのわずかに縫合が広がります。ですが、ストレスや疲労、噛み合わせの悪さなどで頭が凝ると、縫合が歪んで動きが悪くなり、脳脊髄液の循環が悪くなります。脳脊髄液は神経伝達物質を運んでいるので体を動かし辛くなってだるくなり、自律神経も乱れ、うつ病や適応障害になりやすくなってしまいます。そればかりか脳脊髄液はリンパ液にも変わるので、その循環さえも乱れてしまいます。

頭蓋骨を調整することは脳脊髄液の循環をスムーズにして脳機能を正常化し、全身を活性・適応化することになります。血行がよくなり頭が軽くなるだけでなく、自律神経のバランスが整うので免疫力が向上し、本来人間が持つ力である「自然治癒力」が高まります。また筋肉への神経伝達が良くなり力を入れやすくなるので、身体が軽くなります

施術前
骨盤が歪み、腰から上が左にずれ、体を支えるための体幹部分の筋肉がアンバランスな状態です。


施術後
骨盤・頚椎・後頭骨の調整と筋肉調整をし、体軸が真直ぐに!

骨格調整後、一度の施術で姿勢はこのように改善されます。ですがそれは一時的なもので、その状態は安定しません。なぜなら歪んでいる時の体の記憶のほうが圧倒的に強いからです。
歪んだ体が本来あるべき位置に定着するためには、緩んだ筋肉を使うように脳が指令を出さないと使えるようにはなりません。長年硬くなった筋肉に引っ張られ、歪んだ身体でいることに慣れてしまっている脳はそれを正常と勘違いしていて、施術後せっかく使えるようになった筋肉が増えていても、それを使おうとせず、歪んでいた体で動こうとする信号を筋肉に出してしまうのです。

体の不調を良い方向に持っていくためには、正しく調整された体を時間をかけて脳に記憶させていく必要があり、脳脊髄液の循環をよくして神経伝達を改善し、自然治癒力を高めながら筋肉を緩めていくことが重要になってきます。凝り固まって使えていなかった筋肉が緩んで使えるようになったことを脳が理解して、正しい体の使い方で動けるようになって初めて状態が良くなっていくのです。